向き不向きを決めるのは・・・両者のバランスが大事って話。

まさ
まさ

なにかを始めるときに

「向いてる/向いていない」

ってどうやって判断すればいいんだろう?

人には

『向き、不向きが存在する』

これは、わたしも「その通りだよね」って思っている部分です。

 

ただし、その『向き・不向き』ってどうやって判断するの?

って疑問を持っている人、わたしだけじゃないと思います。

 

なので、30代のわたし自身が思う

『判断軸』をシェアしておこうと思います。

あくまで個人的な意見なので、『正しい or 正しくない』ではなく

この記事を読んで、あなたはどう考えるのかが大切です。

向き不向きを決めるのは・・・両者のバランスが大事って話。

「自分と第3者(他人)、どちらも向いていないと感じるのかどうか」

これが一つの判断軸だとわたしは思っています。

 

・自分が向いていないと思う。

・第3者(他人)が向いていないと言ってくる。

これら片方だけの視点で判断しては、絶対に後悔することになります。

 

両者の意見が合致した時のみ、「向いていないかも?」と考える。

というのが、わたしの経験から来る結論です。

自分が向いていないと思う場合

自分が向いていないと思う時って、どんな時でしょうか。

わたし自身の経験からすると

①やっていること自体が好きじゃない

②やったことはないけど、自分がやっているイメージが湧かない

③あきらめた。見切りをつけた。

大きくこの3つの理由があると思います。

①やっていること自体が好きじゃない。

たとえば、「自分の今の仕事が好きですか?」と聞かれたときに

「No」と思う人は、ほとんどこのパターンですね。

 

生活するために仕方なく取り組んではいるけど、そもそもやっていること自体好きじゃない。

その時点で、向き・不向きの以前の話です。

解決策は

・好きになる努力をする

・好きじゃない事はしないと決断して、やめる。

・好きじゃなくても仕方ないと割り切って、別で好きなことをする機会をつくる。

この3つだと思います。

 

②やったことはないけど、自分がやっているイメージが湧かない

これは、もうただの印象論なので

「やってみてから言えよっ!」「お前はノミかっ!」

ってのが結論なんですが。(「え・・・ノミ?」って思った人は、ぜひ調べてみてください。)

 

まー・・・気持ちは分かります。

しかも、「イメージが湧かないから向いていない」って思っている人

かなり多い気がするんですよね。

 

実際わたしも

まさか、SNSやブログなどを運用するなんて、20代の頃は一切考えていなかったです。

もちろん、イメージなんて全く出来ていませんでした。機械音痴ですし。

 

今になって思うのは、ただの『食わず嫌い』ってやつだったんですが。

③あきらめた。見切りをつけた。

ちなみに、わたしは「あきらめ」という言葉はネガティブに捉えていません。

新しいスタートをするための「見切りのタイミング」=「あきらめ」

だと思っているからです。

 

こう考えるようになったのは、

実際に、努力じゃ越えられない壁を感じて『あきらめた』経験があるからです。

 

これは自分が大学生の頃の経験ですが

音楽が好きで、音楽の世界を目指してバンドを組んでいたことがあります。

実際、事務所からも声が掛かり、ライブも定期的にやっていました。

 

ちょうど20歳の頃です。

たまたま飛び入りで参加したライブ。

場所は高円寺の地下。今でもはっきり覚えています。

わたしたちの出番は最後から2番目でした。

 

 

ライブハウスは満員で、お客のボルテージもとても高い会場でした。

「ぁ・・・私たちのバンドを見に来ていたわけではありません」

お客さんは、わたしたちの後。

トリ(最後)を務めるバンドが目当てだったんです。

 

ちなみに、そのバンドというのは・・・

『ONE OK ROCK』

でした。

 

今は世界を舞台に活躍するトップアーティストですよね!

いやー、その時はデビューライブだったらしく

わたしたちがその前に演奏したので、貴重な経験をしたなー。

と今では思います(笑)

 

まー、予想はつきますよね?

そうです。実際にライブを見たときに

「あ・・・もう全く違う。自分たちがやっているのは音楽ではなかった。」

『レべチ』とかそんな言葉では表現できないくらい叩きのめされた感覚でした。

 

「何度生まれ変わったら、この域に到達できるんだ??」

ってくらいの衝撃と差を感じてしまったんですよね。

 

簡単に言ってしまえば

『才能』が違う

というのを目の当たりにしたわけです。

 

なので、そのライブ終了後。

即バンドは解散し・・・音楽の道はあきらめました。

いやー、あの瞬間は悔しかったですが

それ以上に音楽の世界では絶対に通用できないという事を感じて

「見切りをつけて、違う道を探そう!」

ってなった瞬間を経験しているってわけです。

 

なので、実際にやってみて

本当に越えられない壁にぶつかったときに、『向いていない』と思ってしまうのは当然です。

他人が向いていないと言う場合

第三者(他人)が

「お前には向いていないよ」「お前には無理だよ」

なんてことを言ってくる場合もあります。

 

身近な人から言われることも多いので、結構傷つきますよね。

でも、そんな言葉を鵜呑みにして判断をするのはもったいないと思います。

 

そもそも、他人が「お前には向いていない。おまえには無理だ。」

と言う時は

①妬み

②見誤っている

③心配している。

この3パターンのどれかです。

①妬み

身近な人(友人など)から言われる場合

この『妬み』が関係しています。

 

あなた:「これから〇〇に挑戦してみようと思うんだよねー!」

友人:「いや・・・やめとけよ。お前には向いてないって。」

(内心:いやお前元カノに振られて泣いてたじゃん。貸した本だって返ってきてないし。飯だって奢ってるけど)

 

こんな感じです。

そう。友人は自分と同じレベルだと思っていたあなたが(自分よりも下に見ている場合もある)

変化していくのが嫌なんです。

取り残されたくないと感じているんです。

 

近い存在だからこそ、足を引っ張り、あなたが先へ行かないよう

あたかも心配してる風を装って、無責任に『向いていない』と言ってきます。

 

そんなときは『ありがとう!頑張ってみるわ!』

このひと言で終了です。

結果を出した時に、「お前はやる奴だと思っていたんだよー。」なんて、すぐひっくり返りますから。

②見誤っている

これは、あなたを良く知らない人が言ってくるときに多いです。

あなたのことを良く知らないのに

『向いていない』なんて、なんで分かるんですか?

 

はい、分かるわけありません。

 

とくに仕事の先輩とかに多いですね。

いや。仕事の先輩だとしても

生きてきた経験は全く違うし、あなたと私は別の人間ですって感じです。

 

そんな時は

「ご忠告ありがとうございます」

と一言添えて、終了にしてください。

 

「人のことナメすぎなんだよ。見誤ってんじゃねーよ」って内心で思っていて良いので(笑)

③心配している

これは一番身近な家族が言ってくるパターンです。

「私のこと知らないくせに!!」が通じない相手です。

最も自分を知っている相手ですからね。

 

だから親が「向いていない」って言うと妙に説得力を感じてしまったりするんですよね。

一番強敵です。

 

でも、「親は親。自分は自分」です。

もし自分が行こうとしている道と同じ業界で、経験があるならまだしも

親がやったことない事に挑戦をしようとしている場合は

 

「あんたには向いていないよ!」という言葉の裏には

「そんなよく分からない世界は、心配で仕方がないのよ」と言っていると思ってください。

 

なので、

「心配してくれてありがとう。」

これで終了です。

 

ただ、第三者と違うのは

言った発言に責任を持っているかどうか。

親は、自分の子どもの人生を考えて発言をしているはずです。

 

ただ、いくら親だとしても、基本的には親の方が先に死ぬわけで

そのあとの人生の責任は取れません。

結局、自分の人生の責任を取れるのは自分だけってことです。

自分も他人も向いていないと感じたら、そこで考える。

ここまで見てきたように

自分が向いていないと思うだけでは、判断材料としては不十分。

ましてや、第三者(他人)が言ってくる場合はあてになりません。

ただ、逆を言えば

自分が向いていないと感じて、第三者(他人)も向いていないだろと言ってくる場合

一考する余地があります。

 

それは『主観的』にも『客観的』にも、状況を見たうえでの判断材料になるので。

 

もし、これからあなたが何かを始めたときに

「あ・・・これわたしに向いてるのか?向いていないのか?」と疑問を持った時は

・自分の内面と向き合うこと

・第3者の意見も聞いてみること

どちらも行ったうえで、判断をしていくようにしてみるといいと思います。

 

まー、熱中している時は

基本的に主観が先走るので、いくら周りが「向いていない」と言っても

「わたしにはできるー!!」って思ってしまうものですが(笑)

 

でも、それでいいんです。

自分が納得するまでやり切った時に、ちゃんと答えは出ていますから。

 

以上、向き不向きを決めるのは・・・両者のバランスが大事って話。

でした。

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