【不思議な導き】父親のガン宣告と余命宣告、自宅療養を受けての変化

父親のガン宣告と余命宣告、自宅療養を受けての変化

こんにちわ。まさとです。

今回は【終わりの始まりVol.1】。

「人生は本当に不思議なものだな」・・・と実感している部分をお伝えしておこうと思います。

父親が末期の肺がん宣告を受け、最期を迎えるのに自宅療養を選びました。

この部分に関しては以下の記事で書いています。

さて、そんな状況で起きている大きな変化を紹介しておきます。

あなたにも遠くない未来に起きる可能性のあるものなので、ぜひ目を通してみてください。

 

変化とは大きく以下の4つ

・時間の概念の変化

・両親の尊さ

・大切なモノとは

・使命と導き

それぞれについて詳しくお伝えしていきます。

『時間』の概念の変化

まず大きな変化が生まれているのは

『時間』というものに対してです。

 

この記事を書いている私は現在33歳。

つい数か月前まで、『時間』というモノがいつまでもあるかのように誤解をしていました。

 

それが一変しました。

父親が余命宣告を受け、この先長くは生きる事が出来ない。

そんな事実を知って始めて、人間の与えられた時間は本当に有限なんだと感じています。

 

「何事も先延ばしにすることは良くない。今日できることは今日やる。」なんて頭では理解していることですが、実際に体現できているかとなると、ハテナがついてしまうものです。

 

ただ、いまは

朝目が覚めるとまず思うことは、「父親が今日も生きていてくれて有難い」「母親が体調崩さにいてくれて有難い」

そして「今日できることを一つでも多くやっておこう」と思い、行動に移す事が出来るようになりました。

 

自分のこと以上に両親のことを思うなんて、今までにはありえませんでしたし

「明日でもいっか」なんて思っていたものが、「今日やろう!」に買われたことには自分でも驚きです。

 

時間は有限だからこそ、『目の前の出来事に感謝をして、大切にする事が出来るもの』

と実感しています。

両親の尊さ

こんなことは言われなくても、誰しもが分かっていることですか?

 

わたしは分かっていると思い込んでいましたが、

今回の出来事でそれは思い込みで、全く理解できていなかったことが分かりました。

 

正直、今回の出来事が起こるまで

月に一度くらいは連絡する程度で、ほとんど両親のことを考えることすらしないバカ息子でした。

それが、今では毎日連絡を取り合い、家族で一緒にいる時間も増えました。

 

そのため会話する機会も増え、今だから言える

・どれだけ両親が私のことを思ってくれているか。

・どんな生き様を両親がして生きたのか。

・両親の絆の深さ。

毎回胸にしみるほど痛感します。

 

本当に、両親は偉大で尊敬できる存在です。

そして、そう思わせてくれる両親のもとに生まれたことをうれしく思えています。

使命と導き

これは本当に不思議としか言えないものですが、

今回のがんとの闘いと自宅療養に関しての出来事を、書籍にして出版することにしました。

 

ガン治療を受けながら、自宅療養で最期を迎えようとしている父親を

息子のわたしから見てどのように映るのか。そして現在の社会の問題点についてを書いていきます。

 

正直、このために今の出来事が起きているのではないか?と思えるほど、何かに導かれたようです。

・父親が本を書いていたこと。その姿をずっと見てきたこと。

・わたしがブログを始めたこと

・父親が旧友やわたしに毎日メールを送ってくるものに対して、わたしはそれを読んで思うことをブログにしているという事。

・そこから派生して、作品として世に出そうと決めたこと。

これを一つの形にできたときに、両親と私との共同作品が出来上がります。

 

いま私にできる最大の恩返しで、そして使命なのでではないか。

そう思えるような出来事です。

死という事実が教えてくれる

今回紹介した、変化のきっかけは「死」です。

 

目の前にある『死』

 

これが私の

・時間の概念の変化

・両親の尊さ

・大切なモノとは

・使命

4つの価値観に変化を与えました。

 

なぜ神様は「死」というものを創ったのか。

 

わたしは宗教家ではないので、体感でしか言えませんが

死』というものは、本人ではなく

その周りの人に何かを伝え、残すために用意された。その人の最後の仕事なのではないか。

なんてことを感じています。

 

「死」という概念に関しては、今後自分の中でも一つの記事にしていければと思います。

 

最後に

あなたにとって「大切なモノとは何でしょうか?」

 

漠然とした質問かもしれませんが、少し考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

さて、真っ先に思い浮かんだものは何でしょうか。

仕事ですか?

お金ですか?

友人ですか?

恋人ですか?

家族ですか?

どれが正しいというわけではありません。

 

わたし自身、今のいままで『豊かになること』『人よりいい生活を送ること』これが最優先でした。

浅い成功願望というやつです。

 

そんな私が、父親の人生が幕を閉じようとしている。その事実を目の当たりにしたときに

一番大切なのは

「思い出」なんだな・・・と実感させられています。

 

どれだけお金持ちになろうが、権威のある仕事に就こうが

死ぬ瞬間には仕事も、お金も必要ありません。持って棺に入ることもできません。

 

家族と過ごした思い出、友人と過ごした思い出、仕事仲間と過ごした思い出。

自分の大切な人と、大切な時間をどれだけ過ごしてきたのか。

それを最期の瞬間に、思い出し、懐かしみ、愛おしく思えるか。

そんな『思い出』だけが唯一持っていけるもの。

この『思い出』を作るためのすべては『手段』であるという事を意識し

大切にしていきたいですね。

 

以上、【不思議な導き】父親のガン宣告と余命宣告、自宅療養を受けての変化

でした!

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